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3時間あっという間の面白さ!! 映画「きっと、うまくいく」

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(あらすじ)

行方不明だったランチョーが街に戻ってくると聞き、ファルハーンとラージューは母校に向かう。10年前、三人はインド屈指の名門工科大学の学生だった。真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、好きなことに打ち込んでいた。しかし落ちこぼれ2人と、勉強はトップだが問題児で学長の娘と恋仲に落ち婚約を破談させるランチョーは校長の怒りに触れ、卒業目前で退学を言い渡される。

ファルハーンは中流家庭だが、家族は息子がエンジニアという勝ち組になることへ期待を一心注いでいた。

ラージューは貧しい家庭に生まれ、家族の面倒を見るためにもどうしても卒業しなければならなかった。

またランチョーは謎の多き男で、実家はかなりの資産家のようだが…?

 

(感想)

3時間近くある大作だが、ほとんどダレることなく面白く見れます!個人的には今年見たナンバーワンの映画です。

インドという日本の10倍近い人口の国。かつて日本も学歴競争が過熱した時代がありましたが、そんな比ではないのでしょう。

 

このICE工科大学のヴァイラス学長は無駄を嫌い、自らを分単位でスケジューリングし規則を重んじる管理主義者だ。

カリキュラムもガチガチな詰め込み方式でこんな一幕があった。

 

面白かった場面

ある教授がランチョーに機械とは何かと問うた。

ランチョーは「人間を幸せにするもので、…人の仕事を助け時間を節約する…」などと回答した。

しかし教授の求めていた答えは分厚いテキストの暗誦であった。

チャトルというランチョーをライバル視する男がドヤ顔で答えたものが教授の期待する答えだった。

チャトル「機械とは一連の動作を行うものでねじなどによって力と動きが伝わりテコの原理や滑車等を使い複雑な各パートや部品を組み合わせ制御したり動かしたりするものです。

 

ランチョーはそんな言い回しでは人にモノは伝わらない、学習とはこういうことではないと教授に異論を唱えたため退室を命じられる。

その後すぐに教室に戻ってきたランチョー。教授が「何事か、退出を命じたはずだ。」と不快感を表すも忘れ物をしたという。

 

教授 「なんの忘れ物だ?」

ランチョー「記録や分析やまとめのため情報を時には図版と共に収めた目次や前書きや索引の付く人間の理解を助けて役に立つ品物です。」

教授 「なんだそれは」

ランチョー「本です

というような皮肉の効いた漫才のようなやりとりもあったり。

 

あとテストの提出期限が遅れてしまい受付不可と言われた場面で、ランチョーが急に高圧的になり「なんなんだキミは!!」「俺を誰だと思ってる!!」と威嚇すると、事務員は怯えながら「誰なんですか…」と呟いたため、自分の名前を知らないことを確信し、回答用紙の束をめちゃくちゃにひっくり返し自分達の回答を紛れ込ませるシーンなど笑い所は多い。

 

かくして色々ありながらも卒業した3人だが天才児ランチョーはその後、誰とも連絡を取らなかったが、ある日飛行機の機内で離陸を待つハルファーンのもとにランチョーが見つかったという知らせが入るところから、この映画は始まる。

この10年彼はいったいなにをしていたのか。

 

冒頭でも言いましたけど放映時間は長いです。でもあっという間の3時間弱だと思います。

映画の良いところって、いつもは狭い日常に合わせられたピントを広く解放してくれるところだと思います。

私も忙しさに追われて死んだような生活をしていました。

なかなか困難ではありますが「人生のために仕事があってその逆ではない」

という狭まったピントを矯正してくれる効果があるように思います。

そんな映画でした。今ならhuluで見れます。